<第2期 活動報告>【横浜をつなげる30人 Day1】~いよいよキックオフ!~

2021年10月28日(水)、「横浜をつなげる30人」第2期がスタートしました。

公募段階の想定とは異なりコロナウイルス感染者数が急速に減少したため、ハイブリッド開催となったキックオフには、京セラ「みなとみらいリサーチセンター」への来場が29人、オンラインでの参加が5人と、ほぼ全員の参加でスタートすることができました。

第2期も企業・行政・NPO等、多彩なバックグラウンドをもつメンバーが集結しました。

はじめに主催の横浜市立大学国際商学部の芦澤美智子准教授の挨拶に続き、横浜市の林琢己副市長からビデオレターで「組織の枠組みを超えたイノベーションの創出に期待しています!」と、画面越しからエールを贈っていただきました。

これまでの4年間何が変わった?これからの4年間何が変わる?

そして始まった本編。心なしか、参加者の皆さんも緊張しているようです。

自己紹介は1人1分と限られた時間でしたが、色々なバックグラウンドや横浜との「縁」が語られて、この場への期待が高まる時間となりました。

その後、ペア対話として、「4年前から想像もつかなかったことだけどいま起きていることに、何がありますか?」という問いが投げかけられました。

「こんなリモートワークが一気に普及すると思わなかった!」

「地方移住者が増えた気がする」

「自殺者や不登校が増えているのが気になる‥」

コロナ禍という同時代を生きているからこその感想が多く話されています。

続いての問いは、「2025年になりました、どんな想像もつかないことが起きていますか?」というもの。過去を振り返るよりは未来を予測することなので、少しそれぞれ考え込む様子も見られましたが、

「会社を辞めて、独立している!」

「オープンイノベーションが今より進んで、企業同士でプロジェクト一緒に生み出している」

というように、個人の願いや意志を表明して語っている人もいました。

このワークは「タイムマシーン」と名づけられています。言葉にしてみることによって、ここ数年間の社会の変化を振り返るとともに、この場からどんな未来を創り出したいか、ということを考え始めるキッカケになったようです。

「私」を主語に、1人1人がどんなことに挑戦していきたいかを語る

続いて参加者によるパネルディスカッションへ。都度話すひとが入れ替わる「フィッシュボウル」というファシリテーション手法で進めていきます。

テーマは、「自己紹介を聞いて、感じたこと印象に残ったこと」「コロナの中での私のチャレンジ」「横浜をつなげる30人でやりたいこと」の3つです。

特に最後のテーマでは、

「自分にはないものを、他者と一緒に活動することで組み合わせて、今予想がついていないところに行きつけたら…」

「実は横浜の未来を憂いているんです…、引っ越してくる人も減っているし、実は横浜は色々な課題を抱えています。」

「子どもを育てる中で、子どもが育つ町という環境に目を向けるようになりました。色々な価値観にふれることで、揺さぶりをかけられるような子育てを横浜でしていきたい」

等、個人の想いが表出する時間になりました。

 実は「横浜をつなげる30人 第2期」の運営には、第1期のメンバーが関わっています。会全体の進行役や、ハイブリット開催を機材や環境の面から支える運営チーム等、主体的にメンバーが自分の役割を全うしているのも、「横浜をつなげる30人」ならでは。

第1期で得たつながりや、プロジェクト活動が、かけがえのないものとして捉えられているからこそ、第2期を盛り上げさらに横浜をよりよい街にしていこうという自主的な活動につながっています。まだ始まったばかりの「横浜をつなげる30人」第2期、ここからどのようなドラマが生まれるのでしょう。第2回以降も楽しみです。

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